今回は、「体調不良の時に勉強はするな~寒い時期の勉強法」というテーマで記事を書いていきます。
寒い12月~体調不良の時は勉強するな
勉強しないといけない12月
12月。季節は完全に冬となり寒いです。寒く乾燥しています。体調を崩しやすいです。それでも、12月は
- 受験生は勉強しなければいけない
- 中高生・大学生も試験があることが多い
- 国家試験や資格試験の勉強の時期
と、いろいろな面で、「勉強」しなければなりません。
体調悪い時に勉強するな
ただ、勉強しなきゃいけない時でも、「体調不良」をきたしたときは、「まず、勉強よりも休んで、体調を治せ」と言いたいです。
確かに、「あと1日勉強しておけば・・・」という状況を回避するためには、体調が悪くても勉強したくなる気持ちは分かります。ですが一度考えてみてください。
- 体調が悪い中で勉強して、集中できますか?
- 体調不良の中、高いパフォーマンスで勉強できますか?
体調不良の中勉強しても、勉強の効率は多少下がるはずです。それに加えて、体調が良くなるまでの時間も長引きます。
- 3日間体調不良の中勉強する
- 2日全力で休んで1日しっかり勉強する
では勉強量・中身的には同じくらいだと思います。
「徹夜」は効率が悪いですが、「勉強した気」にはなります。同様にして、体調不良の時に勉強しても、「効率は悪いが勉強した気にはなる」状態になります。(勉強した気になるだけ!)
無理して勉強せずに、休むときは休み、勉強するときは勉強しましょう。(二兎追う者は一兎も得ずとはよく言ったものです。)
寒い時期の勉強法
では、寒いこの時期、どのように勉強すればよいでしょう。
方法としては二つあります。
- 環境を温かくする
- 自分が温かくなる
このどちらかです。
室温を上げる!上げ過ぎには注意!
寒いときは室温を上げることが一番手っ取り早いです。ですが、上げすぎも良くありません。
カリフォルニア大学バークレー校のジョシュア・グラフ・ジビン教授らは、「数学の試験の点数」と試験を受けた環境における「気温」との間に強い相関関係があることを発見しました。ジビン教授が総計8003人の生徒を追跡調査した結果、室温が21度を超えると試験のスコアの低下が現れ始め、26度まで比例的に成績は悪化するとのこと。驚くべきことに、数学の試験では気温の上昇に伴う成績の悪化が明確に現れたのに対して、リーディング(国語)の試験ではまったく有意な差が見られなかったそうです。
つまり上げても20度までが最も良いと言えるでしょう。
筋トレをして体温を上げる
おすすめの方法は、「勉強前に少しだけ筋トレをする」ことです。
体を動かすことで、体は温まります。また、集中力も上がることでしょう。

体の中からポカポカすることで、寒さを感じなくなります。
先ほど、「室温を上げすぎると集中できなくなる」と学びましたが、体を温めれば、多少寒い部屋でも勉強はできますから最高です。
(注意としては、筋トレなどした後に、汗を拭いて、体が冷えることは防ぎましょう。)