大学受験

楽しいとは何か~大学での専攻選択から楽しさを考える~

なぜ医学部に?

大学の試験前や講義中に思うことがあります。

今の大学での学習を楽しいとおもっているか?

医学部に入学したのはなんでだろう?

僕は大学受験の勉強をしている時は物理が好きでした。

だったらなんで医学を学ぼうとしたのか。物理じゃないのか。

ぶっちゃけていうと高校の時にヤブ医者に当たって、部活が思うようにできなくて、

「ああ、自分は自分の体のことさえ何も知らないのか」

と思って医学部に決めたのですが笑

ただ医学に興味があっても、趣味で医学を勉強すればいいだけで、別に大学では物理を学んでもよかったのではないかなと思ったときもあります。

でも今思うとやっぱり医学部を選んでよかったと思っています。

個人として医学を学ぶのはなかなか難しそうだなとは思いますし、それに加えて自分の体が分かるというのはやはり楽しいです。

ラクとタノシイ 本当に楽しい?

 そして、こう思う時もあります。

大学受験の時に物理が好きだったのは、

「本当に物理が好き」なんじゃなくて、

「物理の問題を解けるから楽しいと感じていた」

のではないかと。

(今僕は高校物理の問題を解くのは好きですが、大学の難しい本を読み進めるのを楽しいと思わないので・・・・)

例を変えてみると、例えば僕は小学生の時に国語より算数のほうが好きでした。

算数をしているときは、他の人より早くとけたら気持ちいいし、答えの○×は明確なように見えるし・・・そんなわけで算数が好きだったような気がします。

でも本を読むことは大好きですし、そういう意味では、国語のほうが好きになってもおかしくないわけです。

それでも算数が好きだったのはおそらく、算数がラクだったからです。

小学生にとって、「国語」は難しいと思います。

高校生になり、国語の文章は、論理をとらえるだけということに気づき、

国語の解き方に気が付きましたが、子供の僕には難しかったです。

(それに気づいたときに、国語がスキになりました)

 

「ラクだからタノシイ」

同様のつながりは、他にも例えば、幼稚園から小学校に上がった時などに、

「幼稚園楽しかったなあ」なんていうのはこの典型のように考えています。

他にも、スマホ依存

僕もついつい、勉強の合間にスマホを触ってしまいます。

スマホを触ってる時間は、頭を使いません。

情報を取り入れてる(眺めている?)だけです。

これは、頭にとっては、ラクであり、

なんとなく楽しいと思ってなくてもタノシク感じてしまう。

そしてついつい時間を忘れてスマホをするー。

そう考えると、医学部で、テストがあるとはいえ、ただの暗記作業を続けたり、

試験に出ないところも勉強していることを考えると、

自分は医学が好きなんだなあと思います。

最後に

大学進学にしろ、普段の勉強にしろ自分が学びたい分野を学んでください。

今、数学が得意でも、大学で得意になるとは限りません。

多分どの学問も一流になろうと思うとかなり困難になると思います。

でも、どこかに、自分はこれを学ぶとき、楽しいと感じる分野があるかもしれません。

なので、ラクだからタノシイ、スキという思考回路にならずに、

本当に自分が何をしたいかを考えてもらえればいいなと思います。

結局、その分野に進むまで、その分野が好きかなんてわかりませんし、

どの分野に進んでも、その分野ごとに楽しいものはあると思います。

とりあえず、今現在、自分は何をしたいのかと妄想するのも楽しいかもしれません。