今回は高校生向けのメッセージです。「大学/医学部に入学してから思う『高校生の内にしておくべきこと』」ということで書いていきます。
時間がない人は最後の「大切なこと」を読んでいただければ結構です。
部活
まずは何と言ってもこれです。僕が中学から一つのスポーツが好きでずっとやっているからでしょうか。大学生になって思うことは、「インハイは高校生しか目指せない」という事。
チームスポーツでしたら、皆で頑張らないとインハイには行けませんし、強豪校でなくては目指せません。「県大会でよいところまでいくぞ」というのが目標になると思います。
ただ、個人競技は、その気になればインターハイは目指せます。インターハイ経験者の医学部生もそこそこの数います。(僕の学校では各学年に何人か入ると思います。)
インターハイ(野球関係者なら甲子園など)は高校生の内しかできません。大学生になって、「よし、部活がんばるぞ」と思っても、インターハイには行けないのです。絶対。「全日本インカレ」みたいな大学の全国大会にはいつでも行けます。(大学は何歳からでもいけるから。)でも、高校は1度しか入りません。インハイを目指せるのはその3年間だけなのです。
今になって、「高校生はいいナア。」なんて思っています。
恋愛
恋愛も高校生の内に大いにしておくべきです。
(こう言う理由として、医学部入ったら女子は少ないし、医者になってから真面目な恋愛ができるとも思えない医学部生事情もあるかもしれませんが。)
大学、特に理系に関して言えば、大学に入ったら女子との接点が限りなく減ります。そして、「高校生の時の恋愛の方がピュアで良いなあ」と思います。(僕が大学に入ってからひん曲がっただけかもしれない。)
勉強も頑張れ
「部活」「恋愛」とおちゃらけた事ばかり書いてきましたが、「勉強も頑張ろう!」と言います。
受験勉強
受験勉強は、大切です。自分の出身大学はその後の人生に大きく影響してきます。
高校生の時の何十時間の努力が、自分の進学する大学を決めるのです。そして、大学が決定したら、自分の職業の選択肢が決定されていきます。もちろん「アタマガイイ」大学に行けば良い企業に勤めやすく、そうでないところは「人気のない企業」に勤めることになることが多いです。
「高校の勉強がその後の人生に大きく影響する」
ばかばかしい話ですが、現実でもあります。勉強しましょう。
英語
ことさらに勉強すると言えば、英語は勉強しておくとよいでしょう。英語の必要性については以前記事にも書いています。⇒https://www.medudent.com/entry/should-study-english
グローバルな世界で生きていくことの求められている時代になっています。今後何が起きようとも、世界では英語が使われるでしょう。研究分野に進むにしても、それ以外に進むとしても、英語は必要不可欠なものとなるでしょう。
高校生の内から、英語の土台は作っておいたほうが良いでしょう。
運動会などの学校イベント
僕はイベントなどは、めちゃくちゃ楽しみました。ただ、やっぱり大学生になっても高校生の時のイベントはやりたくなるものに感じます。
確かに、大学によっては運動会があるところもありますが、大学生になると、一生懸命になれなかったりします。大学は「クラス」がないので、友達40人もいない限り、40人の一体感はないからです。
「40人のクラスで一丸となって何かをやる」このような経験は高校生までにしかできないので、ぜひ一生懸命やってほしいです。
家族に感謝する
大学生で一人暮らしを始めたら、少しずつ、家族とは疎遠になります。就職して一人暮らしでもしたら、なおさらでしょう。家族と本当に長くいられるのも、高校生までかもしれません。家族には毎日感謝し、自分を育ててくれた家族と共にいる時間の幸せを最大限に感じましょう。
何気にときにでも、小さいことにでもよいので「ありがとう」と伝えておきましょう。
大切なこと
とにかく一生懸命やれ
僕にとって、受験勉強は一つの青春だったともいえるかもしれません。(部活は怪我とかで、本気でやることから逃げたかもしれない。)
なんにせよ、自分がやることには本気でやったほうが良いです。本気でやったことは、思い出になります。それが青春です。
大学生になってからでもできることはたくさんある
大学生になってからできることはたくさんあります。大学生になってからの方が選択肢は広く、楽しいでしょう。そこら辺のものは、大学生になってからすればよいのです。
- 本を読む
- 一人旅する
- 留学に行く
- 発展途上国に行く
- ボランティアをする
どれも、「本当にやりたい」なら高校生の内からでも一生懸命頑張りましょう。ただ、「なんとなくやっとこっかな~」くらいの気持ちなら、大学生になってから、もっと大きな規模でやったほうが絶対お得です。(恋愛は高校生のものと大学生のもので違う気がしたから、高校生の時にやっておくとよいと思っている。)