医学部事情

医学部生の三割がうつという現実と医学部学生生活

医学生の3割がうつ?

結果は以下の通りです。

  • 医学生の中でうつ病と抑うつ症状をもつ割合は27.2%
  • 医学部入学前と後を比較すると、後の方が抑うつ症状を持つ割合が13.5%も増加
  • うつ病の検査で陽性と出た後に精神科を受診した医学生は15.7%しかいなかった
  • 自殺願望を持つ学生の割合は、11.1%

原因はなにか?

この原因としては主に以下の4津が考えられます。

  • 閉鎖的な医学部内での人間関係のもつれ
  • 勉強の多さ+テストの厳しさ(一つでも落とすと即留年かつ量が多い)
  • 解剖実習や病院実習によるメンタルダメージ
  • 偏差値が高いことによるプライドの高さ

などがあります。それぞれについてみていきましょう。

閉鎖的な医学部内での人間関係のもつれ

医学生はモテる?モテない?(医学部の現実~イメージとの乖離)

医学部での部活事情~医学部生は運動好き? – 医学生の解釈(ブログ)
これらの記事のなかで、ちょこちょこ書いていますが、医学部は閉鎖的な空間です。

閉鎖的社会でトラブルがあると、相談できる相手が少ないです。(相談相手も何かしらトラブルに関わっていたり・・・みたいな。)

相談できなくて、一人で抱え込んでしまう。鬱になりやすい環境ではあるなとは思います。

高校の友達等は気軽に相談ができる良い存在です。大切にしましょう。(医学部の学生は高校生の時の友達を大切にせよ 

勉強の多さテストの厳しさ

医学部は留年がちょくちょくあります。1科目でも単位を落とすと、留年。

毎試験ごとに、留年の危機があるのです。

かつ、医学部の成績は「相対評価」だったりします。つまり、成績が下位何パーセントだと「単位落とす⇒留年」だったりします。この時、学年内での得点の順位が低いものは留年するため、必然的に、学年の生徒全員がライバルになります。

そんな試験の前は、学校も少しピリピリしちゃったりします。

精神的にも疲れやすい環境になります。

解剖実習や病院実習によるメンタルダメージ

医学部での解剖実習!~もう戻れない~ 

実習は、「慣れる」とよく言いますが、慣れてもつらいものはつらいです。

人体を扱う・人の体と触れ合うことは、大きなプレッシャーです。

前まで高校生だったりした人間が、大学2年では解剖をするわけです。

大きく成長はしますが、その分、ストレスも多いです。気が付かないストレスも多いと思います。

偏差値の高さによるプライドの高さ

これはぶっちゃけあると思います。

医学部生は(ある程度の学力がある分)無駄にプライドが高いので、自分は鬱ではないと思い込んでいたり、鬱になっても相談できなかったりすするでしょう。

そして、自分で何とかしようとしてしまう・・・・

こうして、病院に行かないで、うつになっていく医学生が増えていくのだと思います。

まとめ

異変を感じたら、病院に行く。それしかないです。

いいアドバイスがなくてすみません。