2018年度から東大理Ⅲでも大学受験で面接が始まります。
(これですべての医学部に面接ができたのかな?)
今回の記事では、
医学部面接の必勝法について学びます。
注)今回の記事は医学部を目指す、
高校生や浪人生に送る文章です。
医学部再受験の人には、
当てはまらないことが多く書いてあります。
ご了承ください。
時間のない人は
「医学部面接は就活面接だ」からお読みください。
面接の中身に意味はない!?
意味なき質問と回答
面接で話す内容は、
そんなに大切ではないです。
(言いすぎな面もあるがそれは後述)
なぜかと言いますと、
こちらは人生で一回の受験の面接であっても、
面接官側は、受験生を何十人も見ています。
みんな同じような内容しか言いません。
中身で差がつくことなんてほとんどないと思いませんか?
高校生やそこらが話す内容なんて、
大学の先生から見たらかわいいものです。
例えば、「どうして医学部を受けたの?」
と定番の質問が来たとします。
ここでは、例えば、
「医学研究をしたいから、医学部を受けた」
と言うことにしましょう。
ここで高校生が話す医学の内容なんて、
ニュースで聞きかじったような
話ばかりです。
「高校生活で頑張ったことはなんですか?」
と聞かれたとしましょう。
受験生は、皆、だいたい、
「部活でトラブルがありました
⇒無理矢理決めることもできましたが・・・・
⇒話し合いで解決しました」
みたいな話が定番です。
定番の話ばかり聞かされている。
こんな面接の内容に、意味は全くない!
意味ある質問
受験の面接の場では、
「自分の家族が病気になり、
優しい医者が助けてくれたエピソード」は、
あふれかえっているわけです。
このような質問に意味はない!
逆に意味ある質問とは何か?
中身で勝負する質問です。
例えばこんなもの。
- 「どうして地元の医学部ではなく、うちの医学部を受けたのですか?」
- 「(医者に関する現実を聞かされ)あなたはどう思いますか?」
こういう質問は、
人によって答えが大きく変わる!
この記事でも述べたが、
地元に医師として残ってほしい大学では、
「地元で働きます!」と回答する生徒を合格させたがる!
この大学は地元偏重が強いと思ったら、
暗に地元に残るアピールや、地元にゆかりがあるアピールを、
作り話でもしたほうが良いです!
ただ、こんな小手先の話をするために、
僕はこの記事を書いたのではない!
こんな小手先のテクニックをいくら身に着けても、
医学部側が面倒な質問をしてきたら、
答えられなくなる!
もっと普遍的な考え方を示しましょう!
医学部面接は就活面接だ
ここからの話はとても大切です。
しっかり読んでください
医学部面接は就活面接
この視点を持ちましょう。
医学部が他の学部と違うところは、
「医学部には就活がほぼない」所です。
将来的に、
「大学受験を面接した先生」と
一緒に働く可能性はあるわけです。
逆に言えば、大学の先生側は、
「将来自分と働くかもしれない受験生」
を面接するわけです。
あなたが、会社の人事になったとしましょう。
どんな社員を雇いたいですか?
僕は、就活はしたことがありませんからあまりわかりません。
ただ、人間のエゴとしては、
- 自分に従順、使い勝手がいい
- 会社の役に立つ
- 将来性がある
- 人間としてしっかりしている
こんな人をとりたいと思います。
(とくに大学の先生などはお山の大将でエゴは強いと思う・・・・)
そういう視点で、
医学部の面接に挑みましょう。
例えば、地元偏重の大学は、
「地域密着型の会社」と捉えてみましょう。
ここで、「海外に出張に行きたいです」
なんて言えば、おかしいことは明らかです。
「大学入試の医学部の面接は就活である」
この視点を持ちましょう。
そういう視点では、
「コミュニケーション能力」などが
大切にされる理由は明らかですよね。
(詳しいことは他のネットページにもありますのでここでは書きません。)
また、この視点を踏まえれば、
よくある質問や、難しい質問、
どのような質問に対しても、
理想的な答えができるはずです。