今回は「医学部の昔と今」という内容をテーマに、「医学部は昔と今で何が違うか」という事を書いていきます。
ここで言う「昔」とは、今の僕たちの先生が(60歳くらいが)学生だった頃の話です。学校で先生たちは「昔の医学部はこうだったんだよ」と言います。その「昔」と「今」を比べていきます。
勉強内容の昔と今
まず最初の昔と今の違いはその勉強内容の違いです。
先生方はよく言います。「今の学生は覚えることが本当にたくさんあって大変そうだね。」
医学は日々進歩しています。それと同時に、「学生が覚えなきゃいけないこと」も日々増えていってます。昔と今、ではどれだけ知識量の差があるのかは知る由もありませんが、今の方が勉強内容が多いことは確かです。
ただ、別に昔の医学部生が勉強を頑張っていなかったわけでもありません。昔は昔で、勉強が大変だった事情もあるそうです。
昔は「重箱の隅みたいなところを覚えることもあった。」そうです。例えば、解剖学では、だれも見向きもしないような構造を、「日本語・英語・ラテン語」の3言語で覚えたりもしていたそうです。「意味はなかったけどとりあえずやっていた」そうです。
一方で、最近は医学の進歩で「最低でも覚えなきゃいけないこと」が多いという違いがあるのです。
- 昔の勉強は「覚えなくても良いけど先生の趣味でいろいろ覚えさせられた。」
- 今の勉強は「最低でも覚えなきゃいけないこと」が多い。
授業への出席の昔と今
昔ながらの先生は言います。「最近の学生は大変だねえ。授業出席が必須になって。」
(別に医学部の授業に限らず)昔は、授業への出席がそこまで強制でもなかったそうです。そのため、授業をさぼって好きなことをしている学生が多かったそう。
しかし、今や、授業への出席は必須の講義が多いです。出席が各個人の自由な授業ももちろんたくさんありますが、「オエライサン」からは「大学への授業の出席率を挙げてほしい。」とは要請されているようです。
私立入試の昔と今
大学入試も昔と今で大きく異なります。
僕たちの親世代では、私立の医学部は
- 私立の医学部はそこまで難しいわけでもないところがある
- お金持ちの人が通っている
- 卒業生の家族などが通っている
という印象だったと聞きます。ただ、今の時代、私立の医学部は
- 難易度が高いところが多い
- お金持ちでない人でも通う
など、変化がみられています。
以上、「医学部(勉強内容・学校生活・私立入試)の昔と今」でした!