今回は「留学する際に必要な感染症対策」を学びます。
まず行う感染症対策
まず、留学前にすることとしては以下のものがあります。(最低限)
- 留学先における連絡先の確認
- 外務省の渡航情報による、相手国の感染情報の把握
- 必要な予防接種や感染症の予防法の確認
- 在外公館への連絡方法
- 病院の情報把握
- 感染症への治療にも対応する旅行保険等への加入
しかし、これらの対策をどう自分で行っていくかは、なかなかわからない人も多いです。そのために以下のホームページを活用するとよいでしょう。今回紹介するホームページは
- 外務省海外安全ホームページ
- 厚生労働省検疫所
- 国立感染症研究所
- 国立国際医療研究センター国際感染症センター
- 世界保健機構WHO
です。
ホームページ
以下のサイトは災害時にも有用だったりします。いざというときはぜひアクセスしてみてください。
外務省海外安全ホームページ
渡航の危険性などが地図で見られます。例えば、2018/10/02現在、南アフリカ共和国より、ロシアの方が渡航危険と示されています。新聞などからはそんなイメージはもてませんが、日本人からすれば危険なようです。他にも紛争地帯などは退避勧告が見られたりしています。
厚生労働省検疫所
https://www.forth.go.jp/index.html
地図をクリックしていくと、「気候と気をつけたい病気」「受けておきたい予防接種、持っていきたい薬」「医療情報」(病院情報、都市部は病院があるが農村部はないなど。)「帰国後の過ごし方・注意点」の情報を簡単にわかりやすく手に入れることができます。
国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
厚生労働省検疫所・外務省海外安全ホームページに比べると、海外向けの情報はアクセスが分かりにくいです。ただ、病原体や疾患の勉強はよくできます。「エボラ出血熱」「デング熱」など、そこそこ名前の聞く病気について詳しく勉強できたりします。日本での感染症についての勉強も詳しくできます。
国立国際医療研究センター国際感染症センター
http://travelclinic.ncgm.go.jp/index.html
予防接種について学べます。どこででも全てのワクチンが受けられるわけではありません。このサイトを使えば、ワクチンに関しては問題なく渡航準備を進められると思います。
海外渡航前の予防・健康診断等から帰国後の体調不良への対応まで、海外に渡航される方等の健康を総合的に支えるため、必要となる医療サービスが提供されています。
世界保健機構WHO
英語のサイトですが、早い情報が手に入ります。厚生労働省検疫所・厚生労働省検疫所のサイトをほとんど網羅した内容になっています。英語ですが、そこそこの英語の知識があれば大丈夫です。
ぜひ、良い留学(旅行)を楽しんでください。