やさしい解剖学

効率よく解剖実習を進めるには

今回は医(歯)学部2年生、解剖実習前の人たち向けの記事です。

本記事の目的

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この記事で、「解剖実習はつらい!でもためになる!」と書きました。

ちょっとでも、実習が自分のためになればいいなと思いますよね!?

今回は、「こういう実習の進め方をすれば良いのではないか?」という事を書いていきます。

持ち物

ひとまず、学校で必要と言われたものを用意します。ただ、あっても使わないものもあるので、そういうところは先輩に聞いてみましょう。

解剖セット等

解剖セット等は、実習を終えた先輩にもらうのが、金銭的にも、手間的にも良いかもしれません。(ただ、もらってから、必要なものがそろっているかはチェック!)

教科書

2冊用意するとよい(重要)

実習は主に、

解剖実習の手びき

「解剖実習の手引き」に沿って行われると思います。

できれば、

  • 先輩からもらう教科書
  • 自分の教科書

2冊を持っていることをお勧めします。

この2冊は授業用と予習用の2冊です。

なぜ2冊に分けるのか?

まず、大切なことを書きます。実習前に、一度、実習の手引きを読んでおくと、そうでない時に比べて、何倍もスムーズに実習をすすめられます。

そして実習室に、「解剖実習の手引き」を持ち込み、読みながら実習を進めると、実習がスムーズに進むのですが、持ち込む本はかなり汚れます

ご遺体保存用のホルマリンみたいなものがついたりもします。

持ち込んだ本を、家に帰って布団の上で読むなんてことは、正直気が引けるようになるかもしれません。

教科書が一冊しかないと、汚れた実習所で予習することがおっくうになり、予習がおろそかになります。

そして、徐々に、実習のスピードも下がります。

そこで、教科書が2冊あるとよいのです。

1冊は実習室等においておき、もう1冊は家で読む。こうすれば、よく学べます。

実習のコツ

教官を呼ぼう!

分からない時は、すぐ教官を呼びましょう。

特に、実習を始めて間もないときは、分からないことだらけです。

「分からないけどやってみよう」の気持ちも大切ですが、気付かないうちに、大切な構造が….なんてこともあります。

実習初回の方は、全体的に質問も多く、教官も疲れているかもしれませんが、気にせず、質問しましょう。

たくさん手伝ってもらってもいいと思います。

実習が始まって間もないときは、多分みんな、メスやピンセットの扱いは、めちゃくちゃへたっぴです。

自分ならできるなどと思わず、積極的に指導してもらってください。

着実に進もう

できれば、着実に解剖を進めてください。「〇〇見当たらないけど先進もう」と言っていたら、「〇〇の下にある××を見つける」なんてことが書いてあることも・・・

分からなくなったら、教官を呼びましょう。

見当たらないものもある

先ほどの内容に反する言葉になりますが、見えないものもあります。

人の体は単純でもないです。個人個人で形が違ったり、特定の構造があったりなかったりと、違いはあります。

時にはあきらめることも大切です。(決して投げやりにはならないように!)

以上、解剖実習の効率の良い進め方でした!多少参考にしていただけると幸いです。