勉強法

音楽を聴きながら勉強はアリ?ナシ?メリット・デメリット

僕は音楽を聴きながら勉強することが嫌いです。音楽を聴きながら勉強している人を見て、「あいつ・・・なにやってんの?」と思います。

なぜか?

一般的に、多くの人は、試験などを目指して勉強しています。ただ、試験中は音楽を聞かないで問題を解くことになります。

「音楽を聴きながら勉強すること」に慣れてしまうと、「音楽がないと勉強できなくなるのではないか?」と思うからです。

ですが、僕の友達に言わせてみれば、「勉強は効率よく進めたほうが良いだろう。音楽を聴けば効率が上がる。」

では、どちらが真実か?メリットデメリットにも着目してみていきましょう。

 

科学的根拠

まずは科学的根拠から考えてみましょう。

Correlation between work concentration level and background music: a pilot study.

Correlation between work concentration level and background music: a pilot study. – PubMed – NCBI

この実験では

  • 音楽を聞きながらテストを受けたグループ
  • 音楽を聞かないでテストを受けたグループ

では後者の方が成績が良かったとしています。

Can preference for background music mediate the irrelevant sound effect?

Can preference for background music mediate the irrelevant sound effect (https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/acp.1731)この実験では、以下の条件わけをしました。

  1. 無音
  2. 特定の一単語だけが繰り返し流れる
  3. 複数の単語がランダムに流れる(例えば、「1~9」の数字がランダムに流れる)
  4. 自分の好きな音楽が流れる
  5. 自分の嫌いな音楽が流れる

この条件では1と2で成績が良かったとなりました。

 

科学的事実の演繹による結論

科学的に見てみれば、「音楽を聴きながら勉強する」ことはよくない、と言えます。

音楽を聴きながら勉強は良くないという持論

冒頭にも書きました通り、持論としては、

「音楽を聴きながら勉強すること」に慣れてしまうと、「音楽がないと勉強できなくなるのではないか?」と思います。

確かに、「音楽聞きながら勉強すると集中している気がするんだよね」という人もいますが、それは「徹夜の心理」と同じだと思います。

徹夜する時、人は、非効率的に勉強していても、「かなり良いペースで勉強していると錯覚」しています。それと同じで、音楽を聴きながら勉強すると、「自分は頑張っている」と錯覚してしまうのでしょう。

結論

勉強するときは音楽を聴くべきではない!